春や夏は肌の露出が増えて、ムダ毛を気にし始める季節。
夏に向けて脱毛をして、夏のレジャーやファッションを楽しむぞ!と意気込んでいる方も多いでしょう。
その決意を胸に、いざ脱毛サロンや医療脱毛クリニックのカウンセリングへ!
すると、カウンセリングを行うスタッフさんから、ある説明を受けるでしょう。
「日焼けをすると脱毛ができないので、紫外線には十分に注意してくださいね。」
夏に肌を露出するために脱毛をはじめるのに、夏は日焼けをしないように肌を隠してください、というのです。
ですがだからといって、夏に向けた脱毛をあきらめるわけにはいかないですよね。
「どのくらい日焼けをしたら脱毛できないの?」
「いつも日焼けには気をつけてるけど、今までの日焼け対策だと足りないの?」
このように、日焼けをしてもなんとか脱毛をしたい!と思う方も多いはず。
日焼け対策をしっかりしていれば、夏でも脱毛はできます!
また、日焼けをしていても脱毛ができる脱毛サロンや医療脱毛クリニックもあります。
ですが日焼けした肌を脱毛するリスク知らないで、脱毛をはじめるのはとても危険です。
まずは日焼けをすると脱毛ができなくなる理由を知って、あなたにあった日焼け対策や脱毛サロン、医療脱毛クリニック選びをしましょう。
Contents
日焼けをすると脱毛ができない理由とは?
日焼けをすると脱毛ができない理由は、脱毛で照射する光が毛根だけではなく、肌にも反応してしまうからです。
光脱毛やレーザー脱毛は、黒いメラニン色素に反応する光を使い、毛根にダメージを与えて脱毛を促します。
つまり脱毛で使用する光は、黒いものに反応してしまうので、日焼けをして肌が黒くなると肌にも光が反応してしまいます。
では日焼けをした肌に脱毛の施術を行うとどうなるのでしょうか?
次に、日焼けした肌を脱毛する3つのリスクについて紹介します。
1. 脱毛の効果が下がる!
日焼けをした肌に脱毛の施術を行うと、照射する光のエネルギーが分散されて脱毛効果が下がります。
本来なら照射する光のエネルギーは毛根にだけ作用するはずが、肌のメラニンにも反応するので、エネルギーが分散してしまうのです。
せっかくお金を払って脱毛をするのですから、効果を実感できる脱毛をするために日焼け対策をしましょう。
2. 痛みを強く感じる!
日焼けした肌に脱毛の光をあてると、毛根にダメージを与えるためのエネルギーが肌にも加わってしまうので、肌へのダメージも強く、強い痛みを感じます。
また、日焼けそのものが肌にダメージを与えていることになるので、すでにダメージを受けた肌にダメージを与えることになり、より痛みを感じるでしょう。
あなたが痛い思いをしないたためにも、日焼けには十分に気をつけてくださいね。
3. 肌トラブルを起こしやすくなる!
日焼けをしていなくても、脱毛は肌にダメージを与えています。
日焼けをするとさらにダメージを与えることになるので、肌トラブルのリスクも高まります。
- 火傷
- 乾燥
- 毛嚢炎(赤ニキビのようなできもの)
- 赤み、ヒリヒリ
日焼けした肌にもっともよく起こりやすい肌トラブルが、火傷です。
また火傷は痛みも伴いますが、火傷痕の見た目もよくありません。
脱毛は一度に照射できる面積が狭く、肌全体を脱毛するにはスポットごとに光を照射しなければなりません。
そのためスポットごとに火傷痕が残ってしまい、ヒョウ柄のようになります。
脱毛の火傷によって、ヒョウ柄のような痕が体に残ってしまっては大変です……。
なるべく肌の色が黒くならないように、日焼けには気をつけましょう。
とはいっても、夏に日焼けを防ぐのも難しいですよね。
次に、脱毛ができなるくなる肌色の基準について紹介します。
脱毛ができなくなる日焼け肌の色レベル
日焼け対策をしていても、夏だとやむを得ず日焼けをしてしまうものです。
「どのくらいの日焼けなら、脱毛しても大丈夫なの?」
このように不安に思う方もいますよね。
なるべく日焼けをしないに越したことはありませんが、脱毛ができなくなる目安は知っておきたいもの。
肌の色の変化は、いつも使用しているファンデーションの色で計ってみましょう。
日焼けをする前に使っていたファンデーションの色トーンが、2つ以上落ちたら注意が必要です!
もちろん脱毛する部位によって肌の色は違うので、顔に塗るファンデーションの色と比べただけがすべてではありません。
ですがファンデーションのトーンが2つも変わってしまうと、顔や首以外もだいぶ日焼けをしている可能性があります。
またファンデーションの色味に関わらず以下に当てはまる人は、脱毛は難しいでしょう。
- 毎年日焼けをしていて肌の色が戻らない
- 日焼けサロンに行っていて年中肌色が黒い
- もともと日本人の肌質とは違う
さらにファンデーションの色味を比較しなくても、他の人から肌の日焼けを指摘されたり、日焼けした肌に服との境界線がハッキリついたりするなら脱毛は控えましょう。
ここまで日焼け肌のリスクや、日焼けした肌の色について紹介しました。
ですが日焼け対策さえしっかりすれば、過度に日焼けを気にする必要はありません。
次の日焼け対策のコツを読んで、夏の脱毛に備えてくださいね。
脱毛期間中の日焼けを防ぐ3つのコツ!
1年のうち、日焼けをしやすいのは、3~10月。
※注釈・参照)国土交通省気象庁
7~9月は日差しが強いので、意識して日焼け対策をしている方は多いですよね。
ですが紫外線は強くても、日差しが強くない月は日焼け対策が怠りがちに……。
脱毛期間中の日焼けを防ぐためにも、3~10月の日焼け対策はしっかりしましょう!
日焼けを防ぐ3つのコツはこちらです。
- 効果のある日焼け止めアイテムを選ぶ
- 脱毛の前ではなく脱毛の後に日焼け止めクリームを使う
- 海などのレジャー用の日焼け止めを用意する
どれも簡単なので、あなたの今までの日焼け対策にプラスしてみてくださいね。
1.効果のある日焼け止めアイテムを選ぶ
日焼け対策としてもっともポピュラーなアイテムは次の5つです。
- 袖のある服
- 日傘
- 日焼け止めクリーム
- 飲む日焼け止め
- めがね・サングラス
きっとあなたも、これらのアイテムを使って日焼け対策をしていることでしょう。
ですがあなたが使っている日焼け止めアイテムは、効果のあるものですか?
もちろん今使用している日焼け止めアイテムも効果があるかもしれませんが、より効果を高めるために、各アイテムごとの選び方について紹介します。
袖のある服
夏は袖のある服を一枚羽織って過ごしている、という方も多いですよね。
もし袖のある服を着るなら、UVカットのものを選びましょう。
またUVカットの衣類は、繊維によってはUVカット加工のされ方が違うので意識して選んでみるといいですよ。
- 化学繊維
UVカットの性能が持ちやすいが天然繊維に比べて通気性が悪い - 天然繊維
使用するたびにUVカットの性能が落ちるが通気性がよく洗濯しやすい
日焼けを防ぐために新しく服を購入するのももったいない!という方もいますよね。
そんな方には、既存の服に使えるUVカットスプレーもオススメです。
服だけでなくカーテンなどにも使えるので、おうちの中のうっかり日焼けも防ぐことができますよ。
日傘
日傘は日よけだけでなく、オシャレアイテムとしても使えるのでこだわりのデザインものを選ぶ方も多いですよね。
ですが機能性も重視するなら、次のポイントを抑えて日傘選びをしてみてください。
日傘選びのポイント
- 遮光率ではなくUVカット率が高いものを選ぶ
- 傘の内側は光沢色(シルバーやゴールドなど)以外を選ぶ
- 生地はポリエステルのものを選ぶ
日傘は遮光率ではなく、UVカット率が高い方が紫外線を通しにくいです。
ですが日焼けと日よけの両方を気にするなら、遮光率も重視して選ぶといいですね。
また、遮光率を気にするなら、傘の色はブラックやネイビーなどの色の濃いものがオススメです。
綿や麻などの天然素材の日傘を選ぶ方も多いかと思いますが、ポリエステルに比べると紫外線を通しやすいので注意しましょう。
日焼け止めクリーム
ドラッグストアでもさまざまな種類の日焼け止めクリームが販売されていますが、あなたは何を基準に日焼け止めクリームを選んでいますか?
ほとんどの方は、商品に書かれている「SPF」や「PA」を見て日焼け止めクリームを選びますよね。
ですが「SPF」や「PA」の意味を知らないと、知らないうちに日焼けをしていた!ということも。
ここで「SPF」と「PA」の意味をいま一度おさらいしましょう!
- SPF
紫外線が原因で起こる赤みや炎症を防ぐ指数 - PA
紫外線が原因で起こる黒化やシミ、シワを防ぐ指数
SPFもPAも高いにこしたことはありませんが、あなたにとってどちらが重要なのかを基準にして選ぶといいでしょう。
また日焼け止めクリームを選ぶのであれば、肌に優しい化粧品ブランドのものがオススメです。
ドラッグストアで販売されているものもいいですが、日焼け止めには特化していても肌への負担が大きいものが多いのです。
脱毛は肌へ負担をかけるので、毎日使う日焼け止めクリームは肌に優しいものを選んでくださいね。
飲む日焼け止め
体の内側から日焼けの予防ができる飲む日焼け止めは、今人気です。
ですが飲む日焼け止めは、体の中にいれるものですから慎重に選んだほうがいいでしょう。
できれば、医療機関推奨のものを選んでください。
飲む日焼け止めは効果がありますが、他の日焼け対策を怠ると思ったより日焼けをすることもあります。
必ず飲む日焼け止めとあわせて、塗る日焼け止めクリームも使ってくださいね。
めがね・サングラス
目から入る紫外線でも日焼けをすると知っていましたか?
紫外線によって目が刺激されると、危険を察知した脳が肌に「メラニンを増やして紫外線から体を守れ!」という指令を出します。
つまり日焼け対策をしていても、目を守っていないと肌が日焼けを起こすことがあるのです。
そのため日焼け対策をするなら、目からの紫外線もしっかり予防しましょう!
太陽の日差しから目を守るとなると、サングラスを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
ですが紫外線を予防するために、サングラスをかけると気取った雰囲気が出そうで抵抗を感じる方もいるでしょう……。
今は普通のめがねでもUV加工をされているものがあります!
ZoffのUVカットクリアレンズは、どんなフレームにも組み合わせることができるので、お持ちのメガネフレームをUV加工にするのもいいかもしれませんね。
普段めがねをかけてファッションを楽しんでいる方は必見です!
2.脱毛の前ではなく脱毛の後に日焼け止めクリームを使う
日ごろ日焼け止めクリームを使っている人も多いと思いますが、脱毛の直前には日焼け止めクリームを使用しないようにしましょう。
日焼け止めクリームに含まれている細かい粒子が毛穴に入りこみ、脱毛で使用する光やレーザー照射の妨げになることがあります。
そのため脱毛の施術を受ける当日は、日焼け止めクリームは使わず長袖や日傘、飲む日焼け止めなどを使って日焼け対策を行いましょう。
もし施術の前に日焼け止めクリームを塗ってしまったら、ドラッグストアなどで販売されているクレンジングシートを使ってしっかり落してくださいね。
施術のあとは、日焼け止めクリームを塗ってもOK!
ですが施術後の肌はバリア機能が低下しているので、しっかり保湿をしてから日焼け止めクリームを使ったほうが肌への負担が少ないですよ。
3.海などのレジャー用の日焼け止めを用意する
本来なら、脱毛期間中の夏のレジャーはあまりしないほうがいいでしょう。
とくに海などは強い紫外線が降り注いでいるなか、ほとんど裸の状態なので日焼けは避けられません。
ですがだからといって、夏を楽しまないのももったいないですよね。
そこで海などの夏のレジャーを楽しみながら、日焼けを最大限に抑える方法を考えてみましょう。
- ウォータープルーフの日焼け止めクリーム(SPF50、PA++++)
- 飲む日焼け止め
夏に長時間外出するときは、この2つの日焼け止めアイテムを使ってみてください。
日焼け止めクリームは、手洗いや汗で流れてしまうこともあるので、2時間ごとに塗りなおすのがポイントです。
また、日焼け止めクリームを塗るときにはうなじや耳などの、目が届かないところも塗るようにしましょう。
日焼けしても脱毛ができる脱毛サロンと医療脱毛クリニック
じつは、日焼けをしていても脱毛ができる脱毛サロンや医療脱毛クリニックがあることを知っていましたか?
SHR脱毛を導入している脱毛サロンや医療脱毛クリニックであれば、日焼けをしていても脱毛することができるのです。
SHR脱毛とは?
黒いメラニン色素に反応しない光やレーザーで脱毛ができる脱毛方法。
SHR脱毛で使用する光やレーザーは、毛根ではなく毛根を包む毛包にアプローチする。
一般的に使用されている光脱毛やレーザー脱毛は、黒いメラニン色素に反応するため、メラニン色素が増加した日焼け肌には脱毛ができませんでした。
ですがSHR脱毛であれば、メラニン色素に反応しない光やレーザーを使用しているので、日焼けした肌でも脱毛をすることができるのです。
SHR脱毛を採用している脱毛サロンと医療脱毛クリニックはこちらです。
日焼け肌でも脱毛ができる脱毛サロン
STLASSH |
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全身脱毛:12回 199,980円(税込)
ストラッシュは、全身脱毛が安い脱毛サロン! |
脱毛サロンのSHR脱毛はほとんど無痛なので、脱毛の痛みに不安がある方にもオススメですよ。
日焼け肌でも脱毛ができる医療脱毛クリニック
レジーナクリニック |
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全身脱毛:5回 207,900円(税込)
腕全体セット:5回 79,200円(税込)
レジーナクリニックは、全身脱毛の料金が安い大手医療脱毛クリニック! |
リゼクリニック |
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全身脱毛:5回 228,000円(税込)
VIO脱毛:5回 81,600円(税込)
リゼクリニックは、脱毛機の種類が豊富な医療脱毛クリニック!SHR脱毛はもちろん、レーザー脱毛ができる脱毛機の種類も豊富なのであなたの毛質や肌質にあわせて脱毛ができます。 |
医療脱毛クリニックは医療機関なので、あなたの日焼けの程度にあわせて脱毛をしてくれます。
脱毛の効果や肌の負担を気にするのであれば、医療脱毛クリニックで脱毛をはじめたほうがいいでしょう。
SHR脱毛は日焼けをした肌でも脱毛はできますが、日焼けで炎症を起こした肌には脱毛ができません。
日焼けをしても脱毛ができるからといって、肌に負担がかかるような日焼けはしないようにしてくださいね。
【Q&A】脱毛したいのに日焼けをしてしまったあなたの悩みを解消!
- 日焼けをしていなくても、もともと肌が黒いと脱毛できない?
- SHR脱毛を採用しているサロンやクリニックなら脱毛ができます。
一度脱毛サロンや医療脱毛クリニックのカウンセリングを受けて、肌の色を診てもらうといいかもしれませんね。 - もともと日焼けをしやすい体質だけど脱毛できる?
- まずは日頃の日焼け対策を徹底して行いましょう。
どれだけ日焼け対策をしても、夏になると小麦色になってしまうのであれば、SHR脱毛があるサロンやクリニックで脱毛した方がいいです。
脱毛を受ける前に、日焼けしやすい体質のことをスタッフさんに必ず伝えてくださいね。 - 脱毛期間が終わったら日焼けをしてもいいの?
- 最後の施術から1ヶ月間は日焼けをしないほうがいいでしょう。
脱毛直後の肌はダメージを受けているので、紫外線によって肌が荒れてしまうこともあります。 - 運動部だから屋外にいることが多いけど、脱毛してもいいのかな?
- 部活を卒業した後に脱毛をはじめましょう。
毎日屋外でスポーツをしていると、日焼けによって肌が黒くなるだけでなく、炎症も起こしている可能性が高いです。炎症が起きている状態で脱毛をするのは危険なので、ムリに脱毛をはじめないほうがいいです。
どうしても脱毛をしたいのであれば、医療脱毛クリニックのカウンセリングで医師に相談してみましょう。
- 夏に脱毛をはじめても大丈夫?
- 脱毛はできますが、夏の脱毛は極力避けてください。
夏に脱毛をはじめると、紫外線と脱毛の光やレーザーの影響で肌に大きなダメージを与えます。夏の脱毛は避けて、11月頃の秋から脱毛をはじめるといいですよ。
【まとめ】過度に日焼けを気にしなくても脱毛できる!
これまで脱毛期間中の日焼けについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
これまでの内容を以下にまとめました。
- 脱毛ができなくなるのは?
- ファンデーションの色トーンが2つ以上落ちたとき
- 人から日焼けをしたと言われたとき
- 肌に服の日焼け痕が付いたとき
- 脱毛中の日焼け対策をするなら?
- UV加工された化学繊維の長袖
- UVカット率が高いポリエステルの日傘
- SPFとPAが高い日焼け止めクリーム
- 医療機関推奨の飲む日焼け止め
- UVカット加工されためがね
- 日焼けを気にせず脱毛するなら?
- 日焼けをしても脱毛ができる脱毛サロンや医療脱毛クリニックへ行く
脱毛期間中に日焼け対策をまったくしないのはNGですが、ある程度日焼けを気にした生活を送っていれば、脱毛はできます。
あまり日焼けを気にしすぎず、気軽に脱毛をはじめてみてくださいね。