今、介護される未来を想定して、“介護脱毛”をする人が増えています。
介護脱毛とは、介護する側と介護される側の負担を軽くするために、デリケートゾーン(VIO)を脱毛しておくことです。
脱毛と聞くと、「若い子がするもの」といったイメージを抱いている人も多いでしょう。
たしかに脱毛の年齢層は10~30代の人が圧倒的に多いです。ですがそれは美容目的のための脱毛です。
介護脱毛に関しては、老後に備えた準備のための一つだと思ってください。
ただ脱毛未経験の人からすると、脱毛することに抵抗がありますよね。
「介護脱毛って本当に必要なの?」
「介護脱毛をするなら何歳から?」
「デリケートゾーンを脱毛するなんて恥ずかしい……。」
そこで今回は、このような不安を解消するために、介護脱毛とは何か?介護脱毛にはどんなメリット・デメリットがあるのか?などを詳しく紹介していきます。
Contents
介護脱毛とは?
記事の冒頭でも触れたように、介護脱毛とはデリケートゾーン(VIO)を脱毛することです。
自分が介護される立場になったとき、介護者が排泄介助をしやすいよう、デリケートゾーンのムダ毛をキレイにしておくことをさします。
デリケートゾーンにムダ毛があることで、排泄物が毛に絡まり、拭き取りに手間がかかります。
排泄介助は肉体的にも精神的にも大変ですから、少しでも介護者にかける負担は軽くしておきたいですよね。
また介護者の負担を減らすことで、介護されている側も、介護者に対する申し訳ないといった気持ちが軽くなります。
こうした介護する側と介護される側の「気持ちの負担」を軽減するために、今介護脱毛が推奨されているのです。
データ出典)リゼクリニック
介護脱毛をするなら何歳から?40代~60代の介護脱毛事情
介護脱毛をはじめるのに、年齢は関係ありません。介護脱毛を意識しはじめたタイミングで脱毛をはじめれば問題ないでしょう。
実際に介護脱毛をはじめる人は、介護をしはじめる年代(40代~60代)の人に多いようですが、可能であれば、なるべく早い段階での脱毛をオススメします。
脱毛は、黒いメラニン色素に反応するレーザーを使用して、毛を減らしていきます。つまり脱毛には、黒い毛が必要になるわけです。
年齢を重ねて、陰毛が白くなってくると、照射するレーザーが反応しづらくなるため、脱毛は難しくなります。
白髪の状態でも脱毛する方法はありますが、一般的な脱毛に比べて時間がかかります。
できれば陰毛が黒いうちに、脱毛をはじめるようにしましょう。
介護脱毛をする必要はあるの?介護脱毛のメリット・デメリット
介護脱毛が気になってはいるものの、まだ迷っている方も多いでしょう。
そもそも介護脱毛は、本当に必要なものなのでしょうか?
結論からいうと、介護脱毛を必ずする必要はありません。
あくまで老後の介護を楽にするものなので、任意で行ってください。
介護脱毛以外にも、老後に備えるべきことがありますから、自分にとっての優先順位を考えながら脱毛してもらえたらと思います。
今から介護脱毛のメリット・デメリットを順に紹介するので、老後に備えるべき準備物に介護脱毛を加えるかどうか確認しながら読んでみてください。
介護脱毛のメリット3つ
- 排泄介助がしやすい
- 肌トラブルや感染症の予防がしやすくなる
- かゆみ・かぶれ・臭いが軽減される
排泄介助がしやすい
デリケートゾーンのムダ毛は縮れているため、排泄物が毛に絡まりやすいです。
きちんと陰部洗浄を行えば排泄物は取れると思いますが、ウエットティッシュ程度ではなかなか汚れを落としきれません。
排泄するたびに陰部洗浄をしてもらっていては大変ですから、介護脱毛をして、ウエットティッシュで拭き取れるくらいにしておくといいですね。
またこうした汚れの問題は、今からでも役に立つかと思います。
じつはトイレで用を足したあと、トイレットペーパーで拭き取っても、汚れは意外と残っているんです。
排泄介助の手間を省くだけでなく、現在のデリケートゾーンを清潔に保つ意味でも、介護脱毛をしておくといいでしょう。
肌トラブルや感染症の予防がしやすくなる
寝たきりの要介護者になると、床ずれなどにより、デリケートゾーン付近が炎症を起こすこともあります。
そんなときに陰毛に排泄物が絡まったままだと、菌が繁殖して炎症が悪化したり、感染症を起こしたりすることもあります。
床ずれがなくても、デリケートゾーンが清潔に保たれていないだけで、炎症を起こすこともあるのです。
デリケートゾーンは、薬の塗布が難しい部位なので、一度炎症を起こすと治るのに時間がかかります。
介護脱毛をしても、こうした肌トラブルを完全に防ぐことはできません。ですがリスクを最小限に抑えることはできるしょう。
かゆみ・かぶれ・臭いが軽減される
人生で一度は、デリケートゾーンの痒みやかぶれ、臭いが気になったことはありませんか?
介護されるようになると、その頻度が増えます。
介護状態によっては、オムツをつける機会が増えるかと思います。通気性の悪いオムツを付けていると蒸れやすくなり、「かゆみ」「かぶれ」「臭い」の原因となります。
痒みやかぶれが気になっても介護者には伝えづらいですし、オムツ替えや服を着せ替えるときに臭いがしたら介護者に対して申し訳ない気持ちにもなります。
デリケートゾーンのムダ毛がなくなるだけで、こうした問題は軽減されますから、今から脱毛することをオススメします。
介護脱毛のデメリット3つ
- 脱毛する恥ずかしさがある
- 一度脱毛すると元には戻らない
- 脱毛には痛みが伴う
脱毛する恥ずかしさがある
脱毛は、クリニックやサロンのスタッフに、施術を行ってもらいます。
他人にデリケートな部分をさらけ出して施術を行うので、はじめは恥ずかしさがあるでしょう。
またサロンやクリニックを利用する人の割合は、10代~30代など若い人が中心です。そうした点から、少し居心地が悪いと感じることもあります。
一度脱毛をはじめてしまえば、恥ずかしさは徐々に減っていくものの、なかなか一歩を踏み出すのには勇気がいりますよね。
どうしても恥ずかしい場合は、あとにも紹介する家庭用脱毛器を使って介護脱毛をしてください。
一度脱毛すると元には戻らない
一度脱毛すると、二度と元には戻りません。
脱毛から1年ほど経過して、チョロっと生えてくることはありますが、毛が元通りになることはないでしょう。
ムダ毛の形や量を調整したい方は、失敗しないよう注意が必要です。
記事の後半では、ムダ毛の整え方について紹介しています。最後まで読んで参考にしてみてください。
脱毛には痛みが伴う
介護脱毛には、痛みがともないます。
先ほども紹介したように、脱毛は黒いメラニン色素に反応するレーザーを使用して、ムダ毛にダメージを与えます。その際に、毛根を焼き切るかのような痛みを感じるのです。
とくにクリニックで行われる医療脱毛は、照射するパワーが強いので強い痛みを感じるでしょう。
痛みが強いほど、脱毛効果としては期待できるものの、やはり痛いのは嫌ですよね。
痛いのが苦手な方は、痛みの少ない脱毛サロンでの脱毛がオススメです。もしくは痛みの少ない脱毛機や、無料で麻酔を使用できるクリニックを選ぶようにしましょう。
介護脱毛にオススメのクリニックやサロンについては、記事後半で紹介しているので参考にしてみてください。
介護脱毛をするのに必要な回数と脱毛費用
ここからは、介護脱毛に関する具体的な内容について紹介していきましょう。
まずあらかじめお伝えしておくと、介護脱毛は1回で終わりません。
1回の施術では、20%ほどのムダ毛しか脱毛できないといわれているため、最低でも5回の脱毛が必要だといわれています。
照射出力の弱いサロン脱毛だと、さらに脱毛回数が必要になるでしょう。
またデリケートゾーンのムダ毛は根深いため、医療脱毛クリニックで8~10回、脱毛サロンで24回以上の脱毛が必要になると心づもりしておいてください。
そして介護脱毛にかかる費用は、およそ10~15万円ほどです。
医療脱毛クリニックの介護脱毛にかかる費用
ルシアクリニック | 8回 115,500円 |
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フレイアクリニック | 8回 140,800円 |
リゼクリニック | 8回 132,000円 |
レジーナクリニック | 8回 161,700円 |
脱毛サロンの介護脱毛にかかる費用
ミュゼ | 無制限 66,200円 ※5年間通い放題プラン |
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ストラッシュ | 無制限 122,078円 ※5年間通い放題プラン |
ディオーネ | 24回 211,200円 |
各サロン・クリニックで用意されている割引キャンペーンを利用すれば、上記金額よりも安い価格で脱毛できるかと思います。
目安として、このくらいの費用がかかると思っておきましょう。
介護脱毛は保険適用外
介護脱毛を医療機関ですれば、医療保険が適用されるのでは?と思っている方もいるでしょう。
ですが介護脱毛は、自由診療となりますので、保険は適用されません。
「脱毛をしなければ健康を害する」場合は、保険が適用されることもありますが、一般的な介護脱毛で保険が適用されることはないでしょう。
ただし、クリニックにて介護脱毛を行う場合は、診察・診療内容によって保険証の提示を求められる場合があります。ですので保険証は持参するようにしましょう。
介護脱毛をするまでの流れ
この記事を読んでいる人の中には、脱毛自体がはじめての方もいるかと思います。
何も知らない状態で脱毛に踏み切るのは不安だと思いますから、ここで介護脱毛の施術までの流れを紹介します。
介護脱毛をするまでの流れ
- 介護脱毛のカウンセリングを受ける
- Vラインのデザインを決めて自己処理する
- 介護脱毛の施術を受ける
すでに脱毛について理解している方や、脱毛を経験されている方は、読み飛ばしてもらっても構いません。
この章のあとに紹介している、介護脱毛にオススメの脱毛方法を先に読んでもらえたらと思います。
1. 介護脱毛のカウンセリングを受ける
まずは医療脱毛クリニックまたは脱毛サロンの、カウンセリングを受けましょう。
カウンセリングとは、あなたが介護脱毛に対して感じている不安や疑問を、カウンセラーに話して解消するための時間です。
カウンセリング当日の流れ
- 問診票の記入
- 脱毛経験の有無を確認
- 病歴や通院歴などの確認
- 介護脱毛に関する説明
- 介護脱毛のリスクの説明
- 医師による診察(医療脱毛クリニックの場合)
- 脱毛機によるテスト照射(クリニック・サロンによる)
- 脱毛料金の説明
- 介護脱毛の契約(契約する場合)
カウンセリングは無料で受けられます。カウンセラーとの会話で介護脱毛についてきちんと理解してから、脱毛をはじめるようにしてください。
カウンセリングの予約方法
介護脱毛のカウンセリング予約は、インターネットまたは電話から行えます。
ここでは、インターネットからの予約方法について紹介しましょう。
(※リゼクリニックを例に紹介しますが、他のクリニックやサロンに関しても同じような流れで予約を行います。)
- 公式サイトを開いて「無料カウンセリング」ボタンを押す
- カウンセリングを受ける店舗を選ぶ
希望のエリアを選択すると、店舗一覧が表示されます。
店舗を選んだら、「空き時間の確認・予約」のボタンを押して、次に進みます。
- カウンセリングの希望日時を選択する
「空き時間の確認・予約」のボタンを押すと、以下のページが開きます。
このページを少しスクロールすると、カレンダーが出てくるため、予約希望日時を選択しましょう。
- 希望するプランを選択する
予約希望日時を選択すると、「プラン選択」のページが開きます。
まずはご希望のプランで「VIO脱毛」を選択します。(介護脱毛は、VIO脱毛にあたります)
次に画面を少しスクロールして、「ご希望の照射回数」を選択してください。
介護脱毛には8回以上の施術をオススメしますが、リゼクリニックには5回コースまでのプランしかありません。
ここでは5回コースを選択して、コースが完了したら脱毛具合をみながら回数を追加するようにしてください。
(※コース完了後は1回あたりの追加照射用の料金が用意されています)
次に、「支払い方法」を選択します。「支払い方法」を選択したからといって、必ず契約する必要はないので安心してください。
- カウンセリング予約者の情報を入力する
回数選択後に「次へ進む」のボタンを押すと、「予約者情報入力」の画面が開きます。
ここでは、「氏名」「生年月日」「学生の有無」「性別」「脱毛経験の有無」「電話番号」「メールアドレス」の入力を求められます。
すべての入力ができたら、画面をスクロールして一番下にある「次へ進む」のボタンをおしましょう。
- 予約内容を確認する
「次へ進む」のボタンを押すと、予約内容の確認画面が表示されます。
予約内容を確認し、問題がなければ画面をスクロールして一番下にある「完了する」のボタンを推しましょう。
- 予約が完了したら「予約番号」と「確認コード」を確認する
予約が完了すると、「予約番号」と「確認コード」が表示されるので、メモを控えておきましょう。
また予約が完了すると、予約完了のメールが届きます。
こちらのメールも保存しておくようにしてください。
これで予約完了です。
2. Vラインのデザインを決めて自己処理をする
カウンセリングを受けて、介護脱毛の契約をしたら、次は施術を受けるための準備です。
施術を受ける2日前に、デリケートゾーンのムダ毛を処理しておく必要があります。
ここではデリケートゾーンのムダ毛の自己処理方法を紹介しましょう。
デリケートゾーンを自己処理する手順
- お風呂に入ってデリケートゾーンをキレイにする
- ハサミでムダ毛を短くカットする
- Vラインの形をデザインする
- 電気シェーバーを使ってムダ毛を処理する
- 念入りな保湿を行う
- お風呂に入ってデリケートゾーンをキレイにする
どれだけ丁寧な自己処理を心がけても、肌を傷つけてしまいます。
傷ついた肌に汚れが入って赤くなったり、炎症が起きたりすると、脱毛の予約をしても施術してもらえなくなります。なるべく肌がキレイな状態で自己処理をしましょう。
- ハサミでムダ毛を短くカットする
次に、デリケートゾーンのムダ毛を短くカットしていきましょう。
いきなりムダ毛を剃ろうとすると、毛が刃に引っかかってしまい、うまくそれなくなるので、できるだけ短めにカットするようにしてください。
スタンド鏡を立てたり、寝かせたりして、VIOのムダ毛をカットしていきます。
Oライン(肛門周り)の毛が処理しづらい場合は、ムリに処理する必要はありません。
手の届きにくい箇所に関しては、施術当日にスタッフさんがシェービングを手伝ってくれます。
- Vラインの形をデザインする
ムダ毛をある程度カットできたら、次はVラインのデザインを決めていきましょう。
さまざまなVラインの形がある中で、一番人気は「ナチュラル」や「トライアングル」です。
デザインが決まったら、その形がわかるようにペンで印を付けておいてください。
- 電気シェーバーを使ってムダ毛を処理する
続いて、先ほど印を付けた周りをキレイに剃っていきます。
Vラインはデザインどおりにシェービングし、IラインやOラインは、すべてのムダ毛を剃ってください。
(※Oラインの剃毛は、施術スタッフさんが手伝ってくれるので、ムリに剃らなくても構いません。)
このときシェービングに使うアイテムは、必ず顔用の電気シェーバーを使うようにしましょう。
カミソリを使う人も多いかと思いますが、カミソリだと肌への負担が大きくなってしまいます。
肌荒れの原因にもなりますので、肌への負担が少ないシェーバーを使うようにしてくださいね。
また剃るときは、シェービング剤や石鹸など、滑りのいいものを使用するようにしましょう。
- 念入りな保湿を行う
キレイにシェービングできたら、念入りな保湿を行ってください。
自己処理を行うと肌に傷ができ、乾燥しやすくなります。
乾燥した状態で脱毛の施術を受けると、照射した光の影響を受けて、より乾燥したり、炎症を起こしたりする場合があります。
普段顔に使用しているものでもかまいませんので、肌の状態を見ながら保湿を行いましょう。
3. 介護脱毛の施術を受ける
自己処理をして、介護脱毛の準備ができたら、いよいよ介護脱毛の施術です。
施術当日は、以下のものを持参するようにしましょう。
施術当日の持ち物
- 顔用の電気シェーバー
- 流せるおしりふき
- 保湿クリーム
剃り残しがある場合は、施術スタッフさんにシェービングしてもらいます。そのときのために自己処理の際に使用した、顔用電気シェーバーを持参するようにしましょう。
流せるおしりふきは、施術の前に用を足した場合に利用してください。時間があれば、ウォシュレットも使いましょう。
また念のために、保湿クリームを持参してください。クリニックの場合だと、炎症止めの薬を塗るだけで保湿を行ってもらえない可能性があります。
これらのアイテムを持って、予約したクリニックまたはサロンを訪れましょう。
介護脱毛の施術当日の流れ
- 予約の受付を済ませる
- トイレへ行ってデリケートゾーンの最終チェックを行う
- 施術ルームへ行って着替える
- 施術を行う
- 次回の予約を取って帰宅する
- 予約の受付を済ませる
まずクリニックまたはサロンを訪れたら、受付を済ませましょう。
会員証などの提示を求められたら、提示するようにしてください。
- トイレへ行ってデリケートゾーンの最終チェックを行う
受付を済ませると、スタッフさんからトイレの有無を尋ねられると思うので、必ずトイレへ行くようにしてください。
トイレへ行ったら、デリケートゾーンの自己処理が行われているかを最終確認し、ウォシュレットを済ませておきましょう。
- 施術ルームへ行って着替える
トイレから戻って受付へ戻ると、施術ルームへ案内されます。
施術ルームへ行ったら、服を脱いで、施術台に横になってください。
出典)リゼクリニック
※施術ルームのイメージ
タオルなどが用意されている場合は、横になった上から、デリケートゾーンをタオルで覆うようにしましょう。
- 施術を行う
着替えが終わったころを見計らって、施術スタッフが施術ルームに入ってきます。
施術はVライン→Iライン→Oラインの順番に行われるでしょう。
それぞれの部位を脱毛するときの、体勢は次のとおりです。
施術時間はおよそ30分ほどで終了します。
- 次回の予約を取って帰宅する
施術が終わったら、再び着替えて施術ルームを退出します。
退出したら、受付へ行って次回の予約を取ってから変えるようにしましょう。
介護脱毛の施術の流れは以上です。
介護脱毛にオススメの脱毛方法
脱毛を受けるまでのイメージができたら、さっそく介護脱毛をはじめてみましょう。
介護脱毛には3つの方法があります。
介護脱毛にオススメの脱毛方法
- 医療脱毛クリニックでの介護脱毛
- 脱毛サロンでの介護脱毛
- 家庭用脱毛器による自宅での介護脱毛
今から、これらの脱毛方法について一つずつ紹介していくので、自分にあった方法を利用してみてください。
医療脱毛クリニックでの介護脱毛
介護脱毛でもっともオススメの脱毛方法が、医療脱毛クリニックでの脱毛です。
少し料金はお高めですが、脱毛1回あたりの脱毛効果が高いため、短期間で介護脱毛が完了します。
また一部の医療脱毛クリニックでは、白髪交じりのムダ毛でも脱毛できます。どんなムダ毛でも確実に脱毛をするならクリニックで脱毛した方がいいでしょう。
ただし医療脱毛は強い痛みがともないます。痛みに弱い方は、痛みの少ないクリニック、麻酔を使用ができるクリニックを利用しましょう。
以下に紹介していているクリニックは、いずれも痛みの少ない脱毛機を使用したクリニックです。
そのうちフレイアクリニックは、痛みを和らげるための麻酔の使用が無料なので、痛みに弱い方にはオススメです。
-
リゼクリニック
- 介護脱毛
- 月々3,600円(税込)
リゼのメリット
・3種類の脱毛機を扱っている
・脱毛後のアフターケアサービスが充実している
・保証期間が長いからゆっくり通えるリゼのデメリット
・料金がややお高め
-
ルシアクリニック
- 介護脱毛
- 88,000円(税込)
-
フレイアクリニック
- 介護脱毛
- 月々3,200円(税込)
脱毛サロンでの介護脱毛
続いて介護脱毛にオススメなのが、脱毛サロンでの脱毛です。
脱毛サロンの脱毛は、痛みがほとんどありません。また脱毛料金が安いので、なるべく費用を抑えて脱毛したい方にオススメです。
医療脱毛クリニックの脱毛に比べると脱毛の威力は劣るものの、ゆっくり脱毛したい方には向いているかと思います。
ただし脱毛サロンで介護脱毛をするなら、脱毛し放題プランで契約しましょう。
サロンで介護脱毛をすると、多くの脱毛回数が必要となります。そのため回数コースで契約してしまうと、割高になってしまうのです。
次に紹介しているのは、脱毛し放題で介護脱毛ができるサロンのみです。サロンで介護脱毛をするなら、いずれかを選ぶようにしましょう。
-
ミュゼ
- 介護脱毛
- 66,200円(税込)
-
ストラッシュ
- 介護脱毛
- 122,078円(税込)
家庭用脱毛器による自宅での介護脱毛
最後に、家庭用脱毛器についても紹介しておきましょう。
家庭用脱毛器とは、自宅でサロンレベルの脱毛ができる美容器のことです。ケノンやトリアが有名ですので、知っている方も多いかもしれませんね。
家庭用脱毛器のメリットは、恥ずかしい思いをしなくても済むことでしょう。
サロンやクリニックで脱毛するには、デリケートゾーンを見せなければなりませんが、家庭用脱毛器なら自分でお手入れできます。
恥ずかしさからどうしても一歩が踏み出せない人にオススメです。
ただし家庭用脱毛器は、効果を得るのに時間がかかるだけでなく、自分で施術を行うので肌トラブルのリスクも伴います。
すべては自己責任で行わなければならないので、身体が硬くてデリケートゾーンへの照射が難しい方は、サロンやクリニックで脱毛した方がいいでしょう。
-
トリア
- 脱毛器価格
- 48,000円(税込)
トリアのメリット
・医療脱毛と同じレーザーを使用
・低価格でコスパがいい
・照射口が小さいからデリケートゾーンでも照射しやすいトリアのデメリット
・充電が30分ほどで切れる
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ケノン
- 脱毛器価格
- 69,800円(税込)
【まとめ】介護される前に介護脱毛でVIOを整えよう!
介護は大変です。とくに排泄介助は、人には相談できない大変さがあることでしょう。
そうした介護の経験を経て、今度は自分が介護される立場になったとき、介護者の負担を減らすためにできることをしておいてください。
そのうちの一つとして、介護脱毛も検討してみるといいかもしれませんね。
ただし記事の中でも触れたように、介護脱毛は必ず必要なものではありません。
老後の備えに必要なものは、介護脱毛以外にもあります。自分の中で優先順位を決めて、ムリのない範囲で介護脱毛をはじめてみてくださいね。