女の子の日常にメイクは欠かせないもの。
脱毛をする日もいつもと同じようにメイクをして、仕事やお出かけをしたいですよね。
ですが顔脱毛はメイクをしたまま施術ができません。
メイクをしたまま脱毛をすると、照射した光が化粧品に含まれる成分に反応して肌に影響が出てしまいます。
「え?メイクして脱毛サロンに行っちゃダメなの?」
「脱毛するために1日ノーメイクで過ごすなんてムリ!」
このように脱毛当日のメイクをどうすればいいのか困ってしまう方もるでしょう。
でも大丈夫!施術を受けている間だけメイクを落とせば、その日1日メイクをしていてもOK!
各脱毛サロンや医療脱毛クリニックには、パウダールームが完備されているので、脱毛前にしっかりメイク落として施術を受けることができます。
またパウダールームではメイクもできるので、脱毛が終わったらメイクをしてそのままお出かけも可能!
ただし、脱毛当日を含め脱毛期間中のメイクにはいくつかの注意点があります。
今回は脱毛期間中のメイクに気をつけるポイントと、メイクのお直しができるパウダールームについて紹介します。
Contents
脱毛の前にメイクはしてもいいの?
脱毛前のメイクはもちろんOK!
ですが、冒頭でも紹介したようにメイクをしたまま脱毛ができるわけではありません。
メイクをしたまま脱毛ができない理由は、2つ。
- 脱毛の効果に影響が出る恐れがある
- 火傷をする
メイクをしたまま顔脱毛をすると、皮膚を覆った化粧成分が脱毛に使用する光の妨げとなって、脱毛効果が下がります。
また、照射した光が化粧成分に反応して火傷を起こすことも。
これら2つのリスクを避けるためにも、脱毛前にはしっかりメイクを落とすようにしてください。
メイク落としが不十分でも、脱毛効果を下げたり火傷を負ったりすることもあるので、可能であれば脱毛前のメイクは控えたほうがいいでしょう。
とはいっても、1日メイクをしないで過ごすのは難しいもの。
そこで次に、メイクをしっかり落とせるように、脱毛前のメイクで気をつけることについて紹介します。
また、脱毛前をすっぴんで過ごすときにも注意が必要なので、それもあわせて見てみてください。
脱毛前にメイクをするときの注意点
「家から外へ出るのにすっぴんはちょっと……。」という方はムリをせずメイクしたまま脱毛サロンや医療脱毛クリニックへ向かってください。
ですがメイクを濃くするとクレンジングしても化粧成分が残る可能性があるので、なるべく薄づきのメイクにしましょう。
またサロンやクリニックにはクレンジング剤が用意されていますが、クレンジング剤が肌にあわないこともあります。
肌荒れが不安な方は、いつも使用しているクレンジング剤を持ち込みしてもOKです!
ただし持ち運びに便利なクレンジングシートで、メイクオフする場合は、化粧成分が残らないよう洗顔料をつかってしっかり落としましょう。
脱毛前をすっぴんで過ごすときの注意点
すっぴんというのは、「すっぴんメイク」ではなく「肌に何も塗っていない状態」のこと。
そのため化粧下地を含めたベースメイクはもちろんのこと、日焼け止めクリームも塗ってしまえばクレンジングをしなければなりません。
「日焼け止めクリームも塗ったらダメなの!?」と、驚かれた方もいるでしょう。
じつは、日焼け止めクリームを塗った上から施術を行うと、脱毛の光を遮ってしまい、脱毛効果に影響することがあるのです。
ついクセで、日焼け止めクリームを塗ってしまうこともあると思うので、その場合はクレンジングシートなどでしっかり落としてください。
ですが、化粧水や保湿剤は使用してもOK!
むしろすっぴんでいる間は、肌が外部からの刺激を受けやすいので、化粧水や保湿剤で肌をしっかりカバーしておきましょう。
脱毛の後にメイクはしてもいいの?
顔脱毛の後にメイクをしてもOK!
ですが可能であれば、脱毛後のメイクは控えましょう。
脱毛直後の肌は、脱毛で使用した光の影響で肌がひどく傷ついている状態です。
傷ついた肌にメイクをするのは、転んで怪我した箇所に塩をすり込むのと同じ。
そのため、脱毛後にメイクをすると肌トラブルを起こす原因になります。
もし脱毛直後にメイクをするなら、次のことを意識してメイクしてみてください。
- 化粧水と保湿液をたっぷり塗って1~2分待ってからメイクをはじめる
- 肌に優しいコスメを使用する
- 肌を強くこすらずメイクする
- ベースメイクの重ね塗りをしない
- UVカット成分が入ったベースメイクを使用する
脱毛期間中の肌に優しいメイク方法!
脱毛期間中の肌はとてもデリケート!
脱毛直後から1ヶ月間は、肌が敏感になっています。
肌を刺激しないためにも、日頃のメイクは次の3つに気をつけて行ってみてください。
- 薬用化粧水で念入りな保湿
- 肌に優しいベースメイクコスメを使う
- スポンジやブラシなどのメイク道具を定期的にメンテナンス
薬用化粧水で念入りな保湿
脱毛直後の1周間は肌が傷ついている状態です。
そのため、ちょっとした刺激でニキビや毛嚢炎(ニキビのようなもの)ができやすくなります。
すこしでも肌を健やかに保つために、薬用化粧水で肌を清潔に保つことを心がけましょう。
肌に優しいベースメイクコスメを使う
普段使用しているベースメイクもいいですが、より肌に優しいものを使って肌をいたわりましょう。
とくに、デパコスなどの海外化粧品は刺激が強いこともあるので、脱毛後1週間は避けたほうがいいかもしれませんね。
肌に優しいコスメの基準としては、無添加のものなどを意識して選ぶようにしてみましょう。
スポンジやブラシなどのメイク道具を定期的にメンテナンス
スポンジやブラシなどの日頃使用しているメイク道具は、定期的にお手入れしないと雑菌が繁殖します。
脱毛後の肌に雑菌が繁殖したメイク道具を使うと肌の炎症を起こしやすくなり、脱毛トラブルの原因となることも……。
週に一度、38度くらいのぬるま湯につけてスポンジやブラシを洗浄してからメイクをするようにしましょう。
脱毛サロンと医療脱毛クリニックのパウダールーム
脱毛前のメイクオフや脱毛後にメイクアップをするなら、各サロンやクリニックのパウダールームを利用しましょう。
ですが各サロンやクリニックによって、パウダールームに用意されているアメニティは違います。
あなたのメイクに必要なアメニティを確認して、脱毛前に持ち物を準備しましょう。
脱毛サロンのパウダールーム
サロン名 | パウダールームのアメニティ |
---|---|
キレイモ |
・化粧水 ・乳液 ・コテ ・ドライヤー ・ブラシ ・コットン ・綿棒 |
銀座カラー |
・保湿ローション ・ドライヤー ・ブラシ ・コットン ・ヘアミスト |
C3 |
・ドライヤー ・綿棒 ・コットン |
恋肌 |
・クレンジング剤 ・ドライヤー ・ブラシ ・ヘアミスト |
ストラッシュ |
・コットン ・綿棒 ・マスク ・あぶらとり紙 |
ジェイエステティック |
・化粧水 ・コスメ ・ブラシ |
※アメニティは店舗によって異なります。
脱毛サロンのパウダールームに用意されているアメニティは、非常に充実しています。
とくにジェイエステティックは、コスメが一式用意されているのでメイク道具を持たずにフルメイクができます。
また、メイクに関するものだけでなく、ヘアスタイルを整えるためのアメニティが揃っているかもポイント!
脱毛中は横になっているので髪型が崩れやすく、人によってはお直しが必要です。
普段髪をセットするさいに、ドライヤーやコテなどを使う人は、脱毛サロンのアメニティを事前にチェックしておくといいかもしれませんね。
医療脱毛クリニックのパウダールーム
クリニック名 | パウダールームのアメニティ |
---|---|
・クレンジング ・洗顔料 |
|
・ティッシュ ・コットン |
|
・ヘアミスト ・コテ ・ブラシ |
|
・洗顔料 ・保湿剤 |
|
・クレンジング剤 ・ドライヤー ・ブラシ ・ヘアミスト |
※アメニティは店舗によって異なる
医療脱毛クリニックは、パウダールームは比較的シンプルです。
メイク直しができるスペースがあるだけなので、メイク直しをしっかりしたい方はメイク道具を持参するといいでしょう。
【Q&A】脱毛期間中のメイクについてよくある質問
- アートメイクをしていても脱毛はできるの?
- アートメイクの周りなら脱毛ができます。
アートメイクや眉ティントなど、黒くなっている部分は脱毛できません。アートメイクなどで黒くなっている箇所に処理したいムダ毛がある場合は、可能であれば色を落とした方がいいでしょう。
- 脱毛ができないまぶたもメイクオフするの?
- アイメイクも落としたほうがいいでしょう。
アイホール部分は脱毛ができないので、アイメイクは落とさなくてもいいように思うかもしれません。ですが、脱毛ができるアイホールの外側にもアイメイクが塗られていると、脱毛できないことがあります。
脱毛可能な範囲をギリギリまで脱毛するなら、顔のメイクは全て落としてから施術をうけましょう。
- 眉毛もメイクオフしたほうがいい?
- 脱毛の範囲に眉毛周辺が含まれているならメイクを落としたほうがいいでしょう。
- 鼻下を脱毛するだけでも顔全体のメイクを落とす?
- その場合は、一部のメイクだけ落とせば問題ありません。
ですが、顔全体のメイクをすべて落としてしまったほうが、しっかりメイクオフできます。メイク落とし不十分による、効果や肌トラブルの影響を考えるのであれば、面倒でも一度メイクをすべて落としてしまったほうがいいでしょう。
【まとめ】脱毛期間中は肌が敏感に!メイクに注意しよう!
脱毛前や脱毛後にメイクをしても問題ありません。
ですが脱毛期間中の肌はとても敏感なので、メイク方法などには気を使ったほうがいいでしょう。
これまでの内容を以下にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
- 脱毛の前にメイクをするとき
- 濃いメイクをしない
- 敏感肌の人はクレンジング剤や洗顔料を持参する
- クレンジングシートだけでなく洗顔をしてしっかりメイクオフ
- 脱毛の後にメイクをするとき
- 化粧水と保湿液をたっぷり塗って1~2分待ってからメイクをはじめる
- 肌に優しいコスメを使用する
- 肌を強くこするようなメイクをしない
- ベースメイクの重ね塗りをしない
- UVカット成分が入ったベースメイクを使用する
脱毛のためにメイクを落としたり、メイクをし直したりするのは少し面倒でしょう。
ですが安全で効果のある脱毛をするためにも、ちょっとだけ我慢してくださいね。